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[ 玄武岩で溶岩の . . . ] [ A la nue accablante tu . . . ]

 
     [ 玄武岩で溶岩の . . . ]
             
玄武岩で溶岩の暗礁と
対するのは雲
重くたれこめ囚われのエコーに直接沈黙している
効果のない警笛を用いて

墓場に似たどのような難船が(君は知っている、
泡は、全くそこによだれを垂らしている)
漂流物のなかの至高のひとつである
むき出しになったマストを消し去ったのか

あるいは何らかの高度な喪失による
荒れ狂った過失であるのか
むなしく広げるすべての深淵は

非常に白いそして無理やり連れていくその髪の毛のなかで
セイレーンの子供の脇腹を
強欲にも溺れさせるであろう



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[ 私の古書ら . . . ]  [ Mes bouquins refermés . . . ]


       [ 私の古書ら . . . ]
             
私の古書ら、パフォスの名詞で閉じられる、
それは私を楽しませる、唯一のひらめきで
ひとつの廃墟を選んで、これはヒヤシンス色の下で
千の泡に祝福され、遠くの、勝利の日々のもの。

走るのか冷気が、大鎌の刻々の沈黙を伴って、
私は空虚な弔歌をそこで梟のように鳴きはしまい、
たとえ地面すれすれのこの非常に白い飛び跳ねが
すべての景色に対して偽りの風景からの名誉を拒否しようとも。

私の飢えは、どんな果実もここでは食べないが、
それらの博学の欠如のなかに等しい風味を見いだす。
何と輝いていることか、人間のよい香りの肉体が!

ある大蛇の上の足、そこで私たちの愛が火をかき立てている、
私は長く考える、おそらく狂ったように、
もうひとつの果実を、古代アマゾネスの焼かれた乳房を。




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ヴァレリー 旧詩帖 糸を紡ぐ女 ALBUM DE VERS ANCIENS LA FILEUSE

           
            旧詩帖

           糸を紡ぐ女

            ユリたち . . . 紡ぐこともしない。

座っている、糸を紡ぐ女、ガラス窓の青のところで、
そこではメロディアスな庭が軽く揺れているが、
古い糸車はうなり、彼女を酔わせた。

うんざりだ、青空を浴びて、甘い髪を紡ぐのに、
彼女のか弱い指々のため髪が逃げ出すし、
彼女は夢想している、そして彼女の小さな頭は傾く。

低木と澄んだ空気は生き生きした泉を作る、
それは、日差しのなかに掛かり、花々を失うことで
働かない女のうっとりさせる庭を潤している。

ある幹は、そこで放浪の風が休んでいるが、
傾けてむなしい挨拶、星のような恩恵のだが、
古びた糸車に、すばらしいそのバラを捧げて。

だが眠る女はひとりで羊毛を紡いでいる。
不思議なことに弱々しいその影は自ら編んでいる、
それらの長い眠る指々で、紡がれて。

その夢は巻き取られる、天使のような
怠惰とともに、そして絶えず、愚直で優しいスピンドルで、
その髪は波うっている、愛撫のままに . . .

たくさんの花々の後ろに、青空は隠れている、
糸を紡ぐ女、葉叢のなかの、そして取り囲まれた光のなかの。
緑のすべての空は死にかけている。その最後の木は燃えている。

君の妹は、大きなバラ、そこで聖女は微笑んでいるが、
無垢の吐息の風のなかで、あいまいな君の額を香りで包んでいる、
そして君は衰弱していると信じている . . . 君は絶え絶えだ

ガラス窓の青のところで、 そこで君は羊毛を紡いでいた。



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エレーヌ HÉLÈNE


          エレーヌ

青空! それは私 . . . 私は死の洞窟から
波がよく響く程度で砕けるのを聞きに来る、
そして私はガレー船団が暁のなかで
金色の櫂らにつれて闇から復活するのをまた見ている。

私の孤独な両手が必要とするのは帝王たち、
塩のほお髯が私の純粋な指々を楽しませたが。
私は泣いていた。彼らは歌っていた、彼らのかすんだ勝利を、
そしてそれらの湾は過ぎ去られる、それらの船の船尾にて。

私は重々しい法螺貝と軍隊のラッパが
櫂らの飛翔にリズムをつけているのを聞く。
漕ぎ手らの高い歌声は暴動を鎖でつなぐ、

そして神々が、雄々しい船首で
古風な彼らの微笑みのなかで泡が襲うのをかき立てられて、
私の方へ差し出すのは彼らの腕、寛容で彫刻されている。


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オルフェウス ORPHÉE


          オルフェウス

. . . 私が心のなかに創り上げるのは、銀梅花の下のオルフェウス
素晴らしい人! . . . その火は、純粋な円形競技場から下る。
それは禿山を厳かな戦勝記念碑に変える、
そこから発散するのは、神的人の行為、よく響いている。

もしその神的人が歌うなら、彼は絶大な風景を崩す。
太陽は石の動きの恐怖を見る。
かつてない嘆きがもたらすのは、目をくらます
高い黄金の壁々、調和的で聖堂にふさわしい。

彼は歌う、座っているのは光り輝く空の縁、オルフェウス!
岩は動く、そしてよろめく。そしてどの妖精の石も
新しい重さを感じる、それは青空の辺りで錯乱する!

半裸になった「神殿」の夕暮れは、その飛躍を輝かす、
そしてそれ自身は寄り集まり金色のなかで整然と並ぶ、
偉大な讃歌の無限の魂に対し、竪琴の上に!



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