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眠る女 La Dormeuse

          眠る女

どんな秘密を心のなかに燃やしているのか、私の若い恋人は、
魂が穏やかな仮面を通って花の香りを吸いながら?
どんな空虚な糧でその本来の情熱が
眠っているひとりの女の輝きを作るのか?

息づかい、夢々、沈黙、勝てない小休止、
君は圧勝する、オー平和、恐れよりも力強い、
そのときは十分な眠りにより厳かな波と豊富さが
ひそかに共謀しているのだ、そのような敵の胸の上で。

眠る女、金色の集積、それは影によるそして放棄のよるものだが、
恐るべき君の休息はそのような恵みで満たされている、
オー雌鹿、物思いを伴い房のそばに長くして、

不在の魂にもかかわらず、地獄で忙しい、
君の形、その腹は純粋、流れるような片腕は覆っている。
眠らないで。君の形は眠らない、そして私の目は開いている。


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夜の大部屋 La Chambrée de nuit  ランボー

             夜の大部屋   
              夢
       みんなは腹ぺこだ、大部屋では―
           本当に . . .
       発散、爆発だ。ある精が
           《私はグリュエールチーズ!》と―
       ルフェーヴルが《わしはケラーワインだ!》と
       その精が《私はブリーチーズ!》と―
       兵士たちはパンに向かって切りながら
           《これが人生さ!》と
       その精が―《私はロクフォールチーズ!》
           ―《こりゃ死んだ! . . . 》
            私はグリュエールチーズで
            しかもブリーチーズだ! . . . 等。

             ワルツ
       みんなは俺達をひとつにした、ルフェーヴルと俺、等。


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帯 La Ceinture

       帯

頬の色の空がとうとう人の目に
それを深く愛するままにするとき
そして滅びの黄金の点で
バラたちのなかで時間が戯れるとき、

そのような絵が鎖でつなぐ
喜びの唖者の前で、
自由な帯をした「影」が踊っている、
そしてそれを夕暮れが捕まえる寸前だ。

さまようこの帯が
大気の呼吸のなかで震わせているのは
最高の絆、それは
この世界と私の沈黙をつなぐもの . . .

無い、有る . . . 私は確かに独りだ、
そして暗い、オー甘美な屍衣。


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歩み LES PAS


           歩み
              
君の歩み、私の沈黙の子供たちは、
聖人のように、ゆっくりと踏み、
注意深くベッドに
進む、音を出さずに冷ややかに。

純粋な人、神々しい影、
それらの歩みは心地よいのだ、君の捕らわれた歩み!
神々! . . . 私が解くすべての贈り物は
その素足とともに私にやってくる!

もし、君の前に出された唇で、
私の思考の住人をなだめるために
君はキスの糧を
用意するとしても、

急がせてはいけない、この優しい行為を、
在る喜び、ない喜びを、
なぜなら私はあなたを待って生きたから、
そして私の心はあなたの歩みにしか過ぎなかったから。



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詩 POÉSIE


           詩
              
驚きによってつかまえられ、
口は、「詩」の乳房に
吸っていたが、
そこから薄髭を離している。

― オー私の母「知性」、
それにより柔らかさは流れていた、
これは何と不注意なんだ、
その乳を涸れさせておくとは!

そのみ胸ですぐに、
白い絆で押しつぶされて、
私を揺すっていたのは、あなたの心からの
海の波、財産で満ちている。

あなたの暗い空のなかで、
あなたの美しさに打ち負かされると、
私が感じていたのは
光が闇を飲んで私になだれ込むこと!

神、その本質のなかで見失われている、
そして気持ちよく
素直である、至上の鎮静の
認識に、

私は純粋な夜に触れていた、
私はもはや死ぬことができないでいた、
というのも、切断のない大河は
私を駆け巡るように私には思えていたから . . .

言え、何をむだに恐れて、
何の恨みの影により、
この素晴らしい感興が
私の唇で断ったのか?

オー厳密さ、あなたは私にとって兆しなのだ
それは私の精神には気に入らなかったが!
白鳥の飛翔する沈黙は
私たちの間でもう君臨しない!

不死の母、あなたのまぶたは
私の財宝を私に拒否する、
そしてその肉体は石に作られた
それは柔らかかった、わが身の下で!

空からさえあなたは私を離乳させる、
何の不当な回帰によってか?
何のあなたか、私の唇なしで?
何の私か、愛なしで?

しかし中断している「泉」は
彼に答える、厳しさなしに。
― とても強くあなたはが私をかんだ、
私の心臓は止まったのだ!



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蜜蜂 L'ABEILLE


           蜜蜂
              フランシス ドゥ ミオマンドルに。
ブロンド色の蜜蜂、君の針が
どんなに鋭く、致命的であろうとも、
私は、柔らかい私のかごの上に、
レースの夢しか投げ出さなかった。

刺して、美しい瓢箪の片乳に、
その上で「恋愛」は死にあるいはまどろむ、
私自身の真紅の少しが
丸くつれない肌に来てほしい!

私にとても必要なのは素早い苦痛。
激しくしっかりした終わり
の方がよどんだ責め苦より良い!

だから望む、私の感覚がこの微小で
金色の警報によって輝くことを、
それなしでは「恋愛」は死ぬか眠る!


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円柱たちの賛歌 CANTIQUE DES COLONNES 


         円柱たちの賛歌
               レオン-ポール ファルグに。

心地よい円柱たち、日光で
満たされた帽子をかぶり
飾るのは本物の鳥たち
それらは縁を歩行している、

心地よい円柱たち、オー
紡錘たちのオーケストラ!
各々が生贄に捧げるのは
一斉の沈黙。

― 何を君たちはそんなに高く支えるのか、
対等に光り輝くものたち?
― 欠陥のない欲望に
私たちの勤勉な優雅さを!

私たちは一度に歌う、
天上を支えるのは私たちだと!
オー唯一であり賢い声、
それは歌っている、それらの目のために!

見なさい、なんて純真な歌なんだろう!
なんと響きを
私たちの澄みきったメンバーは
光から引き出していることか!

そんなに冷ややかで金色な
私たちはのみによって取り出された
層の出だった、
これらのユリになるために!

結晶の層の出である
私たちは明敏であった、
金属の爪は
私たちを調和した。

月に立ち向かうために、
月と太陽、
人は私たちをそれぞれ磨く、
足の爪のように!

女中たち、膝がない、
微笑、顔がない、
美女は私たちの前にいて
純粋な両足を感じている。

恭しく同様の、
その鼻、鉢巻きの下、
そして私たちの豊かな耳、
白い重荷に耳の聞こえない、

一宇の神殿、黒い目の上に
永遠のためにある、
私たちは神々なしに行く、
神性に向かって!

私たちの古代の青年期、
磨かれていない肉体と美しい影は、
繊細により誇り高い、
それは数によって生まれる!

黄金比の娘たち、
天の法則に秀でている、
私たちの上に落ち眠るのは
ひとりの神、蜜の色だ。

彼「日の神」は満足して眠る、
私たちは毎日
テーブルに愛を提供し、
私たちの額に見せている。

不朽の姉妹たち、
半ば焼け、半ば冷え、
私たちがダンスの相手に選んだのは
そよ風と乾いた葉々。

そして十倍の世紀、
そうして国民は行ってしまい、
それは奥深い昔日である、
昔日、決して十分ではないのだ!

私たちの同じ愛の下に
世界よりも重い
私たちは日々を通過する、
あたかも波打つ石のように!

私たちは時のなかを歩んでいる
そして私たちの体は輝いているが
えも言われぬ歩みを行っている、
神話のなかを歩むという . . .



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鈴懸の木に  AU PLATANE

          鈴懸の木に
              アンドレ フォンテナスに。
君は傾いている、大きな鈴懸の木、しかも差し出すのは裸、
        白い、若いスキタイ人のように、
だが君の純真さは捕らえられ、君の足は押さえられている、
        その地形の力によって。

よく響く樹影は君を奪い去る同じ青空のなかだが、
        静まり、
黒い母は純粋に生まれたこの足を縛りつける、
        泥が重くのしかかって。

絶えず動く君の頭に風は望まない。
        優しく暗い大地は、
オー鈴懸、決して一歩も見逃しはしないだろう、
        君の樹影が感嘆させても!

その頭は光の階段にしか近づかないだろう、
        そこは樹液が高ぶらせているが。
君は成長できる、純白だ、しかし永遠の休止の結び目を
        断つことはできない!

感じ取れ、君の周りの、神聖な水蛇によって結ばれる
        生きている別の誰かを。
君の仲間は多数からなっている、松からポプラまで、
        トキワガシから楓まで。

それぞれは、死者に捕らえられ、乱雑な灰のなかに
        足々は混乱しているが、
花々が逃れるのを、そして翼のあるそれらの精液が
        軽い流れで降りるのを感じる。

純粋なハコヤナギ、クマシデ、そして四人の
        若い女の形をしているこのブナは、
いつも閉じた空を打つことを少しもやめない、
        空しく枝で覆われても。

彼らは離れて生きる、彼らは共に泣く、
        ひとつだけの不在のなかで。
そして彼らの銀の手足は空しく裂かれている、
        甘い誕生のときに。

彼らの吐く魂が夕方にアフロディテへと
        ゆっくり昇るとき、
乙女は木陰に、無言で、座るだろう、
        恥じらいにすっかり熱くなって。

彼女は不意を突かれ青ざめ、優しい前兆に
        なるように感じている、
それはひとつの存在する肉体が未来に向かって
        若い顔によって転じるものだが . . .

しかし君、腕は動物の腕よりも純粋だ
        君、金色のなかにそれらを沈める人、
君、悪の幻影を昼間に作り出す人、
        それは眠りが作る夢だが。

高く豊富な葉々、誇り高い混乱、
        厳しい北風が
金の頂で、若い冬の蒼天を君の竪琴で
        響くとき、「鈴懸」、

思い切って唸れ! . . . 必要なのだ、オーしなやかな木の肉体、
        身をよじり、よじり戻し、
折れんばかりに嘆き、そして混乱のなかに嵐が探し求める
        声を嵐に送り返すことが!

鞭打て、自分を! . . . 思われよ、耐え忍ぶ殉教者だと、
        その人は自分自身を傷つけているが、
そして競え、去ることのできない炎と
        松明へ向かうそれらの回帰を!

これから生まれてくる鳥たちへ賛歌が昇るために、
        そして魂の純粋なものが
炎の夢を見る幹の木の葉らに希望によって
        身震いさせるために、

私は君を選んだ、庭園の力強い人物、
        君の縦揺れに酔っているが、
なぜなら大空は君を鍛え、オー偉大な弓、
        大空に言葉を返せと君に迫っているから。

オー何と優しい木の精たちのライバル、
        唯ひとりの詩人が
滑らかな君の幹を撫でることができるのなら、野心ある
        「馬」のももを彼が撫でるように! . . .

― いいえ、言うのはその木。木が言う:いいえ!立派な
        その頂を輝かせて、
何と嵐は自在に処理するのだ、
        それが一本の草にするように!




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魅力 CHARMES 曙光 AURORE


            魅力 
                
                 詩ヲ紹介スルタメニ。            


            曙光
                ポール プジョーに。

陰鬱な混乱は
それが私の眠りに尽くしているが、
太陽の様子である薔薇から
消えてなくなる。
私の魂のなかに私は前進する、
自信の翼をいっぱいにして。
それは最初の祈りだ!
砂漠を出るとすぐに、
私は素晴らしい歩みをする、
私の理性の歩みに従って。

やあ! まだ眠っている
双子の微笑に、
相似の女の友ら
彼女らは光っている、単語の間で!
蜂蜜の喧騒のなかで、
私は君らを籠で占有しよう、
そして金色の私のはしごの
震える横木の上に
私の慎重さは消えて
既にその白い足を置いている。

何という曙光か、身震いし
始めている山々の臀部の上の!
グループになって既に伸びをしているのは
女たち、眠っているように見えたが、
一人は輝き、もう一人は欠伸をする。
そして鼈甲の櫛の上に
あいまいな指をさまよわせ、
まだ夢のなかの隣の
怠惰な女は夢をその声の
前提に結びつける。

なに! 君たちか、笑顔のない女たち!
なにをしたか、昨夜、
魂の情婦たち、観念たち、
倦怠による高級娼婦たちは?
― いつも慎み深いの、女たちは言う、
私たち不滅の存在は
決してあなたの家を裏切らなかったわ!
私たちは離れてはいなかった
だけでなく秘密の蜘蛛だった、
あなたの暗闇のなかで!

喜びに酔い痴れてくれないで
しょうか! あなたの謎の上に
織り成される絹糸からの十万の太陽が
闇より出てくるのを目の当たりにして?
私たちが作ったものを見て。
私たちはあなたの深淵の上に
私たちの基本の糸をぴんと張った、
そして裸の自然を捕まえたわ、
震える準備の一本の
か細いよこ糸のなかに . . .

彼女たちの精神的な蜘蛛の巣、
私はそれを壊す、そして官能の
森のなかに私の歌の
神託を探し求めていく。
存在! 普遍的な耳!
すべての魂は欲望の
頂点と対になる . . .
魂は震えて自己の声に聞き入っている。
そして時おり私の唇は
魂の戦慄を捕らえるように思われる。

ここにあるのは陰の多い私の葡萄園、
私の巡り合わせの揺籃! 
それらのイマージュは多数からなる、
私の視線と同じくらいに . . .
すべての葉が私に示すのは
好意的な泉、
そこで私は儚いざわめきを飲む . . .
すべては私にとって果肉、すべては核、
すべての萼は私に求める、
その果実のために私が待つことを。

私は刺を恐れない!
目覚めは良い、たとえ辛くても!
それらの観念的な略奪は
確信したがらない。
ある世界を奪い取るためには
そんなに深い傷によらねばならないが、
それが略奪者にとって
実りある傷となる、
そしてその自らの血は
真の所有者であることを保証する。

私は目に見えない
池の透明に近づく、
そこでは私の「希望」が泳いでいる、
水がその胸を支えて。
その首は漠とした時を切る、
しかもその波を舞い上げる、
比類のない首が為している . . .
「希望」は結ばれた波の下で
無限の深さを感じている、
そして足指から慄くのだ。



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うら若きパルク LA JEUNE PARQUE


         うら若きパルク

アンドレジッドに
何年も前から
私は詩の技法を放置していた、
再びそこに私を強いようと試みて、
私はこの習作を作った、
それを君に捧げる。
1917

「天」はかずかずの奇跡のこの堆積を作ったのか
一匹の蛇の住み家のために?
ピエール コルネイユ。

誰があそこで泣いている、風のひと吹きでないのなら、独りきりの
この時間に、極限のダイヤモンドらとともに? . . . けれど
誰が泣いている、私自身のとても近くで、泣いている時に?

この手が、それがそっと触れることを夢見る私の顔の上で、
深いある終わりに対してぼんやりと従順ではあるが、
待っているのは、私の弱さにより溶け出るひとしずくの涙、
そして私の運命により徐々に分けられて、
最も純粋で打ちひしがれた心が沈黙のなかに解明すること。
海のうねりが私に囁くのは、叱責のかげり、
あるいは低いここで、岩ののどに、
裏切られ痛切に甘受されるもののように、それが
取り出すのは、ざわめき、嘆くような音で抑制したもの . . .
何を君はするのか、髪を逆立て、その手を凍らせて、
そして色あせた一枚の葉のどんな震えが
持続するのか、君ら、私の裸の胸の島と島の間で? . . .
私はきらめく、この未知の天空に結ばれて . . .
無限のブドウの房は輝く、災いによる私の渇きに対して。

全能の異邦人たち、必然の星々
それらは束の間の遠い昔に、何かしら純粋で摩訶不思議な
光をお創りくださる。
君たち、死すべき人間のなかに涙に至るまで
これらの至高の輝きを、これらの無敵の武器を、
そして君たちの永遠のあこがれを、投じるもの。
私は君たちとともに孤立した女、震えている、私の褥を
離れたので。そして驚異によって削られた暗礁の上で、
私は私の心に尋ねる、どんな苦悩が、私自身による又は
私に犯されるどんな罪が、私の心を目覚めさせるのかと? . . .
. . . それとも夢に閉じ込められた悪が私に付きまとうのかと、
その時(いくつもの光の金色がそよぐビロードに消えて)
私はふくよかな私の両腕で私の両こめかみを包み
長い間私の魂のきらめきを待っていたが?
すべて? まったく私に属するすべて、私の肉体の女主人が、
震えによる肉体の奇妙な広がりを硬直させるので、
そして私の心地よい束縛のなかで、私のつるされた血にもだが、
私は自身を見る私を回りくどく見ていた、視線から視線で、
そして金色にしていたのは私の深い森。

私はそこに一匹の蛇を追っていた、それは私を噛んだばかりだ。



何という欲望のうねりか、その引きずりは! . . . 何という
宝の混乱か、私の貪欲を取り上げていて、
そして何という透明で暗い渇きか!

オー悪巧み! . . . あとに残された苦痛の微光に
私は自分がまだ傷ついていると感じた . . .
魂の極度の裏切りに、ひとつの先端が生まれる。
その毒は、私の毒は、私を照らし自分を知る。
それは自身に巻きつかれた処女を彩る、
嫉妬深い . . . しかし誰に、嫉妬し脅かされるのか?
そしてどれほどの沈黙が私の唯一の所有者に語るのか?

神々! 私の重い傷のなかに一人の秘密の姉妹が
燃える、彼女は最たる人よりも注意深い自分を好む。



《 行け! 私は素直な君の種族をもはや必要としない、
いとしの「蛇」. . . 私は巻きつく、目が眩むほどの存在!
やめなさい、結び目の集まりを私に与えるのを、
私から逃れそして予言する君の忠実も . . .  
私の魂はそこで十分だ、廃墟の飾りで!

以下458行未訳



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詩のアマチュア L'AMATEUR DE POÈMES


         詩のアマチュア

「もし」私が突然私の本当の思考を凝視するならば、
私は人称のない出自のない心の内の言葉に耐えなけ
ればならないことを自ら慰めはしない。心の内の言
葉とは束の間のもの、そしていくつもの企ての無限、
それらは自らの容易さによって中断されている、容
易さは結局変わる、それらの企てとともに何も変わ
らないのではない。仮象なしで脈絡のない、全くす
ぐにではない、自然発生的であるような、思考は、
その本性から、文体を欠いている。

「だが」私は毎日なんらかの必要な存在を私の注意
に対して提案する能力を持っていないし、私の耐え
られない逃走の代りに、始めと充実と終わりの外見
を形作るような、精神的な諸障害を装う能力も持っ
ていない。

「詩」というものは持続である、その間、読者とし
て、私は準備された一法則を呼吸する。私は私の息
と私の声の諸器官を与える。すなわちただそれらの
力だけだ、それは沈黙と両立する。

「私」は素晴らしい進展に身をゆだねる。語が導く
ところを読み、生きる。それらの出現は書かれてい
る。それらのハーモニーは合奏されている。それら
の刺激は以前の瞑想に基づいて構成される、そして
それらは壮麗あるいは純粋な集まりをなして突進す
るだろう、反響のなかに。私の驚きさえ確保されて
いる。その驚きは前もって隠されていて、諧調の一
部をなしている。

「動かされ」、運命の文字によるのだが、そしても
し常に来るべき韻律が私の記憶を永久に鎖でつなぐ
ならば、私はそれぞれの言葉をすべてのその力に従
って感じる、それを際限なく待っていたために。そ
の韻律的文節は、私を運び私が彩るが、私を真実と
虚偽から守る。疑いは私を分裂しないし、理性も私
を苦しめない。皆無の偶然、しかし異常な運は強く
なる。私は努力なしにこの幸福な言葉を見つける。
しかも私は技巧により思考する、思考とは、全く確
実で、不思議なほど予見的で、― 計算されたすき
間があり、無意志の暗闇なしに、その運動が私に命
令し、音節の長短が私を満たす。思考とは独自に完
成されたものだ。



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セミラミスの歌 AIR DE SÉMIRAMIS


          セミラミスの歌
                カミーユ モークレールに。

暁から、親しい光、私の額は君らに冠をと夢見ている!
その額は身を起こすとすぐに、絶対の大理石の上に、
眠る目によって、青白い時間が自身を描き、
私の上に時刻が降りてくる、そして黄金まで育つのを見る . . .

              *

. . . 「存在しなさい! . . . つまり君自身であれ!『暁』が言う、
オー偉大な魂、君が肉体を作り上げる時がきた!
急いで選べ、開花に値する一日を、
他の多くの火々に囲まれて、君の不滅の宝物を!

すでに、夜と格闘しているのは激しいトランペット!
生き生きとした唇は凍った空気を攻撃する。
純粋な金色は、代わるがわる、爆発し同じことを繰り返す、
すべての空間を過去の光輝に呼び戻すとき!

真の視線にさかのぼれ!君の闇から自身を引き出せ、
そして泳ぐ人のように、海の真っただなかで、
全能の踵が暗い水から彼を追い出すが、
君は、存在の底で打つのだ!君の肉体を尋問しろ、

遅滞なく貫き通せ、無敵のその横糸を、
くみ尽くせ、無益であろうとも無限の努力を、
そして片づけろ、種々のドラマの騒動を、それらは
君の血のモンスターらが君のベッドの上で生み出しているのだが!

私は東天から君の気まぐれを満足させに駆けつける!
そして私が君に贈るのは私の最も純粋な糧、
空間と風によって君の炎が自身を保つものだ!
私の予感の閃光に君は結合することになれ!

              *

― 私が答える! . . . 私は突然現れる、私の深遠な不在から!
私の心は私の睡眠がかすめてた死から私を引き抜く、
そして私の目的に向かって、力に輝く大鷲、
それは私を奪い去る! . . . 私は飛ぶ、太陽の前に!

私は一輪のバラだけ握って逃れる . . . 美しい矢を
脇腹に! . . . 私の頭は大勢の歩みを生み出す . . .
彼らは私のお気に入りの塔に向かって駆けつける、そこは新鮮な
高度が私を呼ぶ、そして私は塔へ両腕を差し伸べる!

上がれ、オー セミラミス、渦巻きの支配者
彼女は愛なき心で唯一の名誉へ突進する!
君の皇帝の眼差しは大帝国への渇望をもち
それに対して君の厳しい王杖がその幸福を感じさせている . . .

深淵を敢行せよ! . . . バラの最後の橋を通過せよ!
私が近づくのは、危難!誇りはもっと苛立っている!
それらのアリは私のもの!それらの都市も私のもの、
それらの道も私の権威の表情である。

黄褐色の広大な毛皮なのだ、私の王国は!
私が殺したのは、この毛皮を身に着けていたライオンだ。
しかしまだ獰猛な亡霊のにおいが
死をのせて漂う、そして私の群れを守っている!

最後に、私の魅力の秘密を私は太陽に捧げる!
決して太陽はこれほど優雅な敷居を金色にすることはない!
私の壊れやすさの不安を私は味わう、
それは大地と天空の二重の呼び声の間にあるが。

私の権力の祝宴、理解できる遊蕩、
屋根と森からの靄のかかったどんな前庭が
純粋で神々しい見張りの足元に置くのか、
秘密の出来事からの穏やかな隔たり!

魂はついにこの棟の上にその住む所を見出した!
オーどんな偉大さで、魂はその偉大さを維持しているのか、
私の心が内なる翼によって持ち上げられ
私自身のなかの空にもうひとつの深さを開くとき!

青空を、憔悴させる栄光を心配する、
胸、肉体の鼻孔をもつ暗闇の深淵、
吸い込め、海と似た都会から上昇する
魂と煙の香を!

太陽、太陽、君のなかで私の蜂の巣が笑うのを見よ!
強烈で休みのないバビロンは鳴り響いている、
あらゆるざわめき、馬車、ラッパ、水がめの行列、
そして石のうめき声、建築する人間に向かっている。

何と抗しがたい神殿の私の欲望に迎合することか、
のこぎりのするどい音、のみの叫び、
そして大理石やケーブルのうめき声などは、
それらは骨組みと鳥の生き生きした空気を満たしている!

私は見ている、私の新しい神殿が世界のなかに生まれるのを、
そして私の誓いが運命の住み処に位置を占めるのを。
その神殿自身はうねりによって空に昇っているようだ、
区別しにくい行為の沸騰の下を!

愚かな人民、彼らに私の権力は私を鎖でつなぐ、
なんとまあ!私のプライドさえ君の腕を必要とする!
そして私の心はどうするのか、もし無数の頭が私の歩みに
とても従順であるその嫌悪を私の心が好まないのならば?

鋼片、それは私にある音楽をささやいている、そのような音楽は
うねりの静寂が猛威によりそれを生み出している、
その時猛威はひとりの女性の足元に鎮まるが
恐怖の回帰をそのために蓄えている。

むなしく私は厳かな私の顔に向かって
残忍と恐怖のこのささやきが昇ってくるのを聞く。
神々の姿に対して偉大な魂は不正である、
その魂が必要に対して自身をよく合せる限り!

恋愛の優しさに時おり感動させられるとはいえ、
しかしながらいかなる優しさ、いかなる断念も
私を恋人たちの睡眠の強い絆のなかに横たわる
捕虜と犠牲にしておかない!

キス、恋愛のよだれ、低俗な至福感、
オー互いに一体となった海の動き、
私の心はそのような孤独を私に助言した、
そして私はつるされた私の庭を非常に高く設置したので

私の最高の花々は雷しか待っていない
そして最も美しい恋人たちの涙にもかかわらず、
私のバラに、触れる手は塵となって崩れ落ちる。
最も甘美な私の思い出はいくつもの墓を建設している!

何と私の心に甘美であることか、心が生む神殿は、
その時私の胸にある夢からゆっくり引き出され、
大勝利の塊となったひとつの大建造物が、私の視線のなかで
私の計画の影と結びつくのを私は見る!

打ち鳴らせ、金のシンバルたち、律動する乳房たち、
そして私の純粋な壁の上にぴくぴく動くバラたち!
何と私は気を失うことか、私の広大な思想のなかで、
賢者セミラミス、女魔法使いにして君主!



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アンヌ  ANNE


           アンヌ

アンヌは、青白い毛織物のところで寝乱し、悪く開いた
両目の上に静かにある髪には気にかけず、
彼女のぼんやりした両腕を眺めている、それらは
むき出しの腹の色のない肌の上に柔らかく回しているが。

彼女は空にする、彼女は影でふくらます、鈍い自分の胸を、
そして自分自身の肉体を責めたてている思い出のように、
口が、断たれ燃え上がる水でいっぱいだが、
転がしているのは、広大な味覚と海の照り返し。

ついに新鮮であることから離れ、自由である
その眠る女は、色の房々に脱走し、
青白いベッドの上に漂い、そして乾いた唇で、
暗闇のなかで、苦い花の息を吸っている。

そしてシーツの上に、そこは無感動な暁が皺になっているが、
垂れ下がるのは、軽く洋紅色になった氷の腕の
片手全体、ぐったりして喜びを失っている、
それは人間性をほどかれた裸の指々を横切っているが。

あてどなく!永久に、男たちなしの眠りのなかで
それは彼らの抱擁の悲しい稲妻から純粋だが、
彼女が揺するに任せているのは強力なブドウと
リンゴ、それらは骸骨のブドウ棚にぶら下がっていた、

それらは収穫と呼んでいる琥珀色のなかで笑っていた、
そして豊かな動作のその黄金数が
引き合いに出していたのは、その力強さと奇妙な身振り、
恋愛を殺すために恋人たちが発明するもの . . .

             *

君の上方に、彼らの魂の視線がさ迷うとき、
混乱した彼らの心は彼らの声のように変わる、
なぜなら粗野な彼らの供宴の心に触れる準備が、これらの王たちの
なかに震えている熱い犬たちを急きたてるから . . .

放浪する指で彼らが君の命にかするとすぐに
彼らの血が海と同じように重く彼らを押しつぶす、
そして破滅から奪われたある暴力が
それらの白い泳ぎ手たちを君の肉の岩の上にたたきつける . . .

甘美な暗礁、まったく近くの島、
柔らかい地面、静められた悪魔らに約束されている、
恋は君に近づく、憎悪の視線で武装して、
暗闇のなかでキスのヒドラと交戦するために!

              *

アー、さらに裸にそして今度の暁が浸透せよ、
もし悲しそうな金色の輝きが生暖かい曲線に尋ねるならば、
戻りなさい、その「曲線」が自分の知らない闇の最も純粋なところに、
そして手に入れよ、日光によって粗削りされたむなしい大理石を!

青白い光線がある君の犯された唇に
微笑のなかで長い涙の萌芽を噛まさせておけ、
仮面、永遠に犠牲になり眠っている魂だが、
その上に突然の平和が苦悩を横取りした!

もはや決して君のサテンの影を再び輝かせないなかで、
老婆は、火の指を持ち扉を割るのだが、脂まみれのマチネから
君を引き離しには来ないだろう、しかも心地よい太陽のなかで、
君の浮かれたブレスレットを戻すことも . . .

だが甘美な、外にある木のかすんだ棕櫚の葉は
後悔の彼方に揺れている、
そして三枚の葉の間の火のなかで、穏やかのその鳥は
死者たちを抑える単独の歌を始める。



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夕暮れの過剰、捨てられた詩 . . . PROFUSION DU SOIR, POÈME ABANDONNÉ. . .


         夕暮れの過剰、
           捨てられた詩 . . .
太陽の、それは強い怠惰を支え
超然として熟視者の目に身をゆだねているが、
視線!. . . 私が飲むのは天上のワイン、そして私が愛撫するのは
極限の高度による神秘な穀粒。

私が燃える胸に抱くのは私の明晰な優しさ、
私は戯れる、古代の発明者の輝きとともに。
しかしだんだん神は、空気の緋色のなかで
関心を持っていないのだが、ゆっくり変わってゆく。

純粋な場ですべての観念を鍛造させておき、
からになった球体のなかの落日の作用は
鳥たちなしに、その完全な大きさを知る。

その天使が、裸の目で若々しいが、その恥じらいのなかで
予感しているのは、崇高な降誕、解き明かされる星によるが、
ひとつのダイヤモンド、行動すること、それは光輝を和らげる . . .
              *
オー夕暮れ、君は穏やかな悦楽を蒔きに来る、
地平線、様々な眠りがある、驚愕、信心深い心による、
納得のいく接近、油断ならない爬虫類、
そしてバラ、不動の死すべき一人が嗅いでいるもの、
その金色になった目は、天の約束に参加している。
              *
 君の燃えるような祭壇の上で、その寛大な目が
燃やすのは、放心したその魂、貴重なある過去。
 彼が好んで、自ら礼拝に値する金色のなかで
築くのは、蒸気による記憶すべき寺院、
暗いエーテルのなかに吊るすのは、その危険と暗礁、
そして飛ぶ、受動的な勝利の輝きに陶酔して、
運命の女神に会おうと金色の橋のある深淵の上を。
― そのとき思考する劇場から遠い岸辺で
軽い仮面の下に細い月が滑り込むのだが . . .
              *
そのワインが飲まれて、人は欠伸をする、そしてその瓶を砕く。
虚無の驚異に人は恨みを保つ。
しかし夕暮れの魅惑がバルコニーの上で煙らせているのは
女によるそして雲による混乱 . . .
              *
― オー「助言」! . . . 荘厳な「立ち止まり」! . . . 天秤、
沈黙の動機の重さを量る金色の指にふさわしい!
オー「英知」、輝く神々の間にある鋭敏なものだ!
― あまりにも美しい空間から、私を保護せよ、欄干!
あそこで、私を呼ぶのは海! . . . あそこで、身をかがめて
いるのは、目が眩むほど有名なウェヌス、その両腕を沈めていて!
              *
私の目は、それが波のしなやかな運命に向けられているとはいえ、
そして夢のように永遠の宝瓶宮に乾杯するとはいえ、
固定するそして世界を受容しうるひとつの部屋を守っている。
そして深い驚きによる私の貪欲が
透明な揺りかごを通して辛うじて見るのは
この女性、泡と藻と金でできている、
砂と塩の上にうねりの山が転がる。
              *
しかしながら私は天空に精神のはしゃぎを置く。
私が未知の地面の水蒸気のなかに見るのは、
花の女神たち、裸体を装っている、
雷雨の支配者たち、半裸体でさ迷っている。
そして暗くなる夕暮れの空気に合う岩々の上に、
そのような神が肘をついている。ある天使が泳ぐ。
その天使は腰の回転ごとに空間を復活させる。
私としては、ある人物の影をこの世で投げかけるが、
でも最高の支配者のなかで解放されていて、
私が感じるのは私を浸す私、そして私を軽蔑する純粋な私!
未来の胸の内で海の思い出に生きながら、
私の選択する肉体のすべては私の注視のなかで水浴する!
              *
 ある泡立つ頂上は、巨大であり染まっているが
力強く純粋に遮断している、そしてその中庭をしわ寄せている。
 転がして運べよ、金色の隔たりを私のハートまで、
波! . . . 奪われる水平線で崩れかかる刻々の太陽、
君は遠くに行かないだろう、私が生きている闇から
神々を隔てる人に知られていない線よりも。
              *
 ある渦巻きが、ゆっくりして一里の長さだが、
重い魅力をまき散らしながら、それは青である渇き
歓喜が行われる白いけだるさだが、
引き寄せている、蒸気の力尽きた黒い汽船を . . .
              *
 だが重々しく雪を頂く夕暮れの山々、
あまりにも豊かな雲々とたくさんのそれらの乳房、
オリンポス山のすべての威厳は後退する、
というのはここに合図があり、ここに別れの金色があり、
そして空間が微小な小舟を吸い込んだから . . .
              *
 重い破風、常に不完全な休止だ、
ルビーの幕、奇妙にもある暗い惑星の
悪い視線のために上げられる。
時間は完全だ、欲望は沈黙した、
そして金色の口のなかで争われる欠伸、
詩人が魔法にかけていた言葉が四散する . . .
 時間は完全だ、欲望は沈黙した。
              *
さらば、さらば! . . . 君たちの方に、オー私の美しい
イマージュたち、私の両腕が差し出しているのは飽くなき港!
来なさい、おびえて、君たちの羽を逆立てて、
冒険好きな帆船たち、死が急追している!
急いでせよ、急いでせよ! . . . 夜がせきたてる! . . .
タンタロスは滅びかかっている! 天のはかない歓喜も!
一輪のバラ、宿命の闇にはないが、
まったく最後で西方の一輪のバラは
恐ろしく青ざめている、広々した夕暮れに . . .
 建物の高みにある支柱に、微風に酔う旗の色をした
空気の精が震えているのを、私はもう見ない、
そしてこの壮大な港は黒い船着場でしかない、
そこは凍てつく風が駆け回り私の皮膚は来るのを感じている!

 閉ざせよ!閉ざせよ! 侮辱される窓!
真実の夜を恐れる大きな目!
 そして君は、種のまかれた星々によるこれらの高みから、
受け入れよ、神秘と倦怠に受胎されて、
様々な考えの口を閉ざした母性を . . .




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夏 ÉTÉ

          夏

夏、純粋な空気に合う岩、そして君、激しい蜜蜂の群れ、
オー海! 千の蜜蜂となって散らされている、
壺のような新鮮な肉体の髪の房々に向かって、
そして天空が羽音をたてるその口の中まで。

そして君、燃えている家、「天空」、いとしい「天空」
静かだ、そこは木が煙をだし、鳥たちを失う、
そこで無限に破裂するのはざわめき、それは
海、動き、水の一団の全体、

多量のにおい、大きい円形、幸せな部族により
湾の上方にある、それは浸食しそして太陽に向かって立ち上る、
純粋な巣、草の閘門、空洞の波の影、
少女を静かにゆすれ、彼女は穴の多い眠りで魅了されている!

その少女の両足(実にその片方は新鮮、最上のバラ色の方から
ほどかれている)、両肩、固い胸、
腕、それは泡立つ頬でみずから混ぜているが、
それらは輝いている、おぼろげな花瓶の周りでくつろいでいて、

そこに漏れてくるのは大音量、それは葉の籠や海の網目から
取り出された動物たちに満ちている、
海辺の風車や日光によりバラ色にされる
小屋を経て . . . すべてのその皮膚はエビ網を金色の空気にする。



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ヴァルヴァン村 VALVINS


       ヴァルヴァン村

もし貴女がその森を解決したいのなら、そこは幸せな貴女を
外気にさらしているが、貴女は葉々に溶ける、もし貴女が
永久に文学的で流れるようなボートにいるのなら、
輝く刻々の太陽を引っ張りながら、それらは

動かされるセーヌ川が愛撫するその側面の白さに位置するが、
あるいは歌われる午後を予感しながら、
その大きな森が長い三つ編みを濡らすようにだが、
ならば混合せよ、君の帆を夏の最もよいものに。

しかしいつも貴女の近くに、沈黙が全く天然の天空によって
増やされた叫び声に委ねる貴女だが、
なんらかの本の乱れたあるページの影が

震えている、放浪する帆の反映、
緑色の川のほこりだらけの皮膚の上にあり
半ば開かれたセーヌ川の方向のなかにあるが。



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眺め VUE


       眺め

もし浜辺が傾くならば、もし
目に向かう影が弱まり泣くならば
もし蒼天が涙ならば、そのように
歯に塩して現れるのは純粋な人

処女、煙をまとっている、またはそよ風
それはそれ自身として和ませるが、消え去る
海の立ち上がった水の方へ
海はその帝国の上で鎮まっているが

それは、それらを聞かないで
もしその唇が風に向かって動かすならば、
揺れ動く、無意味な千の言葉を
失神させて、そこで歯のぬれた

きらめきの下で変わるのは
その中のとても柔らかな火。



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エピソード ÉPISODE


        エピソード

ある夕暮れ、見事な鳩たちに恵まれているが、
その乙女は陽光を受けて静かに髪をとかしている。
波間の睡蓮に彼女は究極の足の指を差し出す、
そして彼女の冷たくあてどない両手を生暖かくするため
ときどき透き通るようなそれらのバラ色を夕日に浸す。
やがて、もし無罪のにわか雨で、彼女の肌が
震えるならば、それは牧人の笛のばかげた言葉である。
笛、宝石の歯をもつ罪人が影と夢想の
取るに足りない風を作り出すもの
花々の下で恐る恐るする神秘のキスにより。
だがそれらの涙の虚構にほとんどつれない彼女は、
またバラ色の言葉にも自身を神としないで、
思い光輪に輝く髪をとかしている。
そして彼女のうなじの髪を編む喜びを引き出しながら、
甘美な彼女の両こぶしは金色の房を握りしめている、
それは光が透明な彼女の指々の間で流れるもの!
. . . 一枚の葉がぬれた彼女の肩の上で死ぬ、
一滴のしずくが水の上に笛から落ちる、
そして純粋なその足は怖がっているのだ、影に酔った
一羽の美しい鳥のように . . .



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ナルキッソスは語る NARCISSE PARLE


        ナルキッソスは語る

         ナルキッサノ霊タチニオイテ鎮メルタメニ

オー兄弟のみんな! 悲しみのユリたち、私は悩んでいる、
君たちの裸体のなかで私が求められていることの美に、
そして君たちの方へ、ニンフ、ニンフ、オー泉のニンフ、
私は純粋な沈黙へ行く、むなしい私の涙を贈りに。

 ある大きな静寂が私を聞いている、そこで私が聞くのは希望。
水源の声は変化し私に夕暮れについて語る。
私は銀の草が聖なる闇のなかで伸びているのを耳にする、
そして危ない月はその鏡を高く保つ、
くすんだ泉の秘密に至るまで。

そして私は! これらの蘆のなかに心の底から身を投げ、
思い悩んでいる、オー青い輝き、私の悲しい美によって!
わたしはもはや愛することができない、魔法の水しか、
そこでは私は笑いや古くからあるバラを忘れていた。

 なんと私は君の宿命的で純粋な輝きを嘆くことか、
とても柔らかく私によって包まれる泉、
そこではすくい取っているのだ、滅ぶべき群青のなかに私の両目が
濡れた花々で戴冠した私のイマージュを!

なんということだ! そのイマージュはむなしい、涙は永遠である!
青い森と仲のよい枝々を介して、
あいまいな時間の淡くほのかな光がある、
そして明るさの残りによって私を形作るのはフィアンセ
裸で、青白い場所で、そこは悲しい水が私を引き寄せる . . .
結構な悪魔、望ましくピカピカだ!

 ここ水中に月と露のなかの私の肉体がある、
オー従順な人影、私の両目に向かい合っている!
ここに銀の私の腕がある、それらの身振りは純粋である! . . .
崇拝すべき金色のなかで、私のゆっくりした両手は疲れる、
葉々が巻きつくこの捕虜を呼ぶことで、
そして私はエコーに叫ぶ,漠とした神々の名を! . . .

さらば、影、穏やかで終わった波紋の上に失われている、
ナルキッソス . . . この名前そのものは甘美な心における
優しい芳香である。死者の魂に対して、この空虚な墓の上に
弔いのバラの花びらをむしりなさい。

 願う、私の唇、むしっているバラがそのキスであることを、
それは愛するひとりの亡霊をゆっくり鎮めさせる、
なぜなら夜は近いそして遠いひそひそ声で
影と軽い眠りに満ちた萼に対して語るから。
とはいえ月は伸びた銀梅花を楽しんでいる。

私は君を熱愛している、銀梅花の下で、オーそのあいまいな
肉体は孤独のために悲しく花開き
眠れる森のその水面に映る自分に見ほれている。
私は君の心地よい存在からむなしく解放される、
偽りの時間は苔の上のそれらの手足において柔らかい、
そして暗い喜びによって膨れるのは深々とした風。

 さらば、ナルキッソス . . . 死ね! これが黄昏だ。
私のため息に私の姿かたちが揺れ動く、
笛は、忘れられた空を渡って抑揚をつけている
去り行きよく響く羊の群れの心残りについて。
だが星が燃え死すべき寒さの上で、
鈍い墓が霧に形作られる前に、
このキスを長くせよ、これは宿命の水の静寂を破る!
その希望だけがこの水晶を砕くのに十分であろう。
そのさざ波は私を奪え、私を追いやる一吹きの時に、
そして私の息がか細い笛を生き生きさせよ、
その軽く吹く人は私に寛大であろう! . . .

 消え去りなさい、君たち、心が乱れた神的美女!
そして、君、月に注げよ、つましい孤独な笛、
私たちの銀の涙による多様性を。



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明確な火が . . .  UN FEU DISTINCT . . .


        明確な火が . . .  

明確な火が私に住みついている、そして私が冷ややかに見るのは
すべてが煌々と照らされる激しいライフ . . .
私がもはや睡眠のなかでしかひたすらに愛することができないのは
光によって寄せ集められる優雅な様々の行為。

私の日々は夜視線を私に返しに来る、
不幸な眠りの最初の時間の後に、
それ自体の不幸が散乱した暗黒のなかにあるとき
それらは私を生かしに、私に両目を与えに再び現れる。

それらの歓喜が爆発するにしても、私を目覚めさせるエコーが
肉体の私の岸に死しか戻さないとき、
そして私の耳に未知な私の笑いがつるすのは、

まるで空ろな法螺貝における海のささやきのような、
疑念、― いちばん端の驚異の渚の上に、
私は在るのか、在ったのか、眠っているのか、覚めているのか?



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むなしい踊り子たち LES VAINES DANSEUSES


       むなしい踊り子たち

優美な花々である彼女たちはやって来た、
金色の人形たちそして美女たち、まったく小さい
そこで虹色になるのは虚弱な月 . . . ほら彼女たちは
メロディアスに立ち去っていく、明るくなった森のなかに。
薄紫色の、虹色の、夜咲くバラの色の
夜の恩恵は花開いた彼女たちのダンスのなかにある。
なんとベールで覆われた芳香が分配していることか、金の指々に!
だが心地よい天空は小さな林に落葉する
そして薄い水はかろうじて光っている、それは
バラ色の古美術品の青白い宝のように休んでいる、
そこからは花咲く沈黙が上がっている . . . 再びほら彼女たちは
メロディアスに立ち去っていく、明るくなった森のなかに。
愛される萼々への彼女たちの手は優美だ。
少しの月光は敬虔な彼女たちの唇の上に眠っている
そして見事な彼女たちの腕が眠ったような身振りで
ほどこうとするのは、調和のとれた天人花の下の
鹿毛色の彼女たちの絆と彼女たちの愛撫 . . . だがある人たちは、
リズムや遠い竪琴にあまり囚われずに、
隠された湖へ繊細な歩みで立ち去っている、
純粋な忘却が眠るユリの花のはかない水を飲みに。



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親しげな森 LE BOIS AMICAL


       親しげな森

私たちは純粋な物事を考えたことがある
並んで、道々に沿って、
私たちは互いに手を取り合っていた
述べることなく . . . あいまいな花々の間で。

私たちはフィアンセのように歩いていた
二人だけで、草原の緑の夜のなかを。
私たちはおとぎの国のその果物
親しげな月を気のふれた人に分け合った。

それから、私たちは苔の上で死んだ、
とても離れて、全く二人で親密でざわめく
その森の甘い陰のなかで。

そしてあの高い所に、広大な光のなかで、
私たちは泣きながら見出した
オーわが親愛なる沈黙の相手を!



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ローマ皇帝 CÉSAR


         ローマ皇帝

ローマ皇帝、沈着のローマ皇帝、その足は万物の上に、
堅い両手はひげのなかに、そしてその目は暗く
鷲に住み着かれ、西方の戦闘を熟考し、
貴殿の心は膨らむ、そして感じているのは全権の「理由」。

湖はむなしく震え、バラ色のその流れがかすめる、
むなしく貴重な金色に輝いているのは若い麦畑、
貴殿が集中する貴殿の肉体の節々に強化するのは
命令、それは閉じた貴殿の口を裂くことになっている。

ゆったりとした世界、その先に広大な地平線、
「帝国」が待つのは、稲妻、命令、燠
それらは夕暮れを凶暴な暁に変えるのだ。

あそこの海上で幸福な、偶然に揺らされる、
静穏な一人の漁夫は、漂い歌っているが、
どんな雷がローマ皇帝の中心に蓄積しているのかを知らない。



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眠れる森で AU BOIS DORMANT


        眠れる森で

プリンセスが、純粋なバラの宮殿で、
ざわめきの下、動く影のなかに眠っている。
そしてサンゴ色で漏らしたのがあいまいな一言
そのとき迷子の鳥たちは、それらの金の指輪をつついている。

彼女は聞いていない、落下する水滴が
遠く一世紀の宝を響かすのも、
漠とした森林の上に、フルートで融合した風が
角笛のフレーズのざわめきを引き裂くのも。

そのままに、長く、エコーがそのディアナを再び眠らせよ、
オー常にもっと公平なのは柔軟なつる植物に対してだ
それは揺れそしてつぶる両目を打つ。

彼女の頬にそんなに近くで、そんなにゆっくりしたそのバラが
追い払おうとしないのは襞のその喜び、
そこに注がれる一筋の光をひそかに感じている。



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水浴する女 BAIGNÉE


         水浴する女

肉体の果実がある若い水盤の上で水浴びをしている、
( 蒼天、震える庭のなかでの )だが水から離れ、
兜の力のための縄編みを孤立させ、
金色のその頭は光る、その襟首で短く切るのは水の死。

咲いているのはその美、バラとピンによる!
宝石を浸す鏡そのものから出てきた、
固い花束が穏やかな波の裸の言葉にほうっておかれる
耳を強く打つ火、壊れて奇妙だ。

はっきりしない片腕は、むなしく摘む花の影に対して
澄みきった虚空のなかに浸されるが、
ほつれ、揺れ、空虚な歓喜により眠る、

他方の腕は、美しい天空の下で無垢に曲げられ、
その腕が濡らしている豊かな髪の間、
単純な金色のなかで虫の酔った飛翔を捕獲する。



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同じく妖精の不思議 MÊME FÉERIE


       同じく妖精の不思議

ほっそりした月は聖なる微光を注いでいる、
あたかも軽い銀の布地の裾のようだが、
大理石の塊の上に、そこに進むそして信じて思うのは
とある処女、白い歯で螺鈿色の薄布を着る。

絹のような白鳥たちのために、それらが蘆をかすめるのは
半ば輝く羽毛のある竜骨だが、
彼女の手が摘み撒き散らすのは、雪のようなバラ
その花びらは水の上で円を描いている。

うっとりさせる砂漠、恍惚の孤独、
月によってラメになった水の渦が
水晶のそれらのエコーをいつまでも予定するとき、

どんな心が宿命の天空において輝く夜の
免れがたい魅力を許容できるだろうか、
武器として純粋な叫びを自分自身から引き出さないで?



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妖精の不思議 FÉERIE


       妖精の不思議

ほっそりした月は聖なる微光を注いでいる、
まるで軽い銀の布地の裾のようであり
大理石の基礎の上にだが、そこに来るのは「影」
真珠色の馬車の螺鈿色の薄布が続くのを思いながら。

絹のような白鳥たちのために、それらが蘆をかすめるのは
半ば輝く羽毛のある竜骨だが
影は果てしない雪のようなバラをむしり
その花びらは水の上で円を描いている . . .

生きているのか? . . . オー砂漠、恍惚の快感、
そこは弱い鼓動がラメの水により死ぬ、
用いるのは秘密の戸口、水晶のエコーによるが . . .

その肉体は柔らかなバラの花々で当惑して、
震え始める、運命の叫ぶダイヤモンドが
一条の日光ですべての広大な寓話に亀裂を入れるときに。



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オルフェウス ORPHÉE


          オルフェウス

. . . 私が心のなかに創り上げるのは、銀梅花の下のオルフェウス
素晴らしい人! . . . その火は、純粋な円形競技場から下る。
それは禿山を厳かな戦勝記念碑に変える、
そこから発散するのは、神的人の行為、よく響いている。

もしその神的人が歌うなら、彼は絶大な風景を崩す。
太陽は石の動きの恐怖を見る。
かつてない嘆きがもたらすのは、目をくらます
高い黄金の壁々、調和的で聖堂にふさわしい。

彼は歌う、座っているのは光り輝く空の縁、オルフェウス!
岩は動く、そしてよろめく。そしてどの妖精の石も
新しい重さを感じる、それは青空の辺りで錯乱する!

半裸になった「神殿」の夕暮れは、その飛躍を輝かす、
そしてそれ自身は寄り集まり金色のなかで整然と並ぶ、
偉大な讃歌の無限の魂に対し、竪琴の上に!



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エレーヌ HÉLÈNE


          エレーヌ

青空! それは私 . . . 私は死の洞窟から
波がよく響く程度で砕けるのを聞きに来る、
そして私はガレー船団が暁のなかで
金色の櫂らにつれて闇から復活するのをまた見ている。

私の孤独な両手が必要とするのは帝王たち、
塩のほお髯が私の純粋な指々を楽しませたが。
私は泣いていた。彼らは歌っていた、彼らのかすんだ勝利を、
そしてそれらの湾は過ぎ去られる、それらの船の船尾にて。

私は重々しい法螺貝と軍隊のラッパが
櫂らの飛翔にリズムをつけているのを聞く。
漕ぎ手らの高い歌声は暴動を鎖でつなぐ、

そして神々が、雄々しい船首で
古風な彼らの微笑みのなかで泡が襲うのをかき立てられて、
私の方へ差し出すのは彼らの腕、寛容で彫刻されている。


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ヴァレリー 旧詩帖 糸を紡ぐ女 ALBUM DE VERS ANCIENS LA FILEUSE

           
            旧詩帖

           糸を紡ぐ女

            ユリたち . . . 紡ぐこともしない。

座っている、糸を紡ぐ女、ガラス窓の青のところで、
そこではメロディアスな庭が軽く揺れているが、
古い糸車はうなり、彼女を酔わせた。

うんざりだ、青空を浴びて、甘い髪を紡ぐのに、
彼女のか弱い指々のため髪が逃げ出すし、
彼女は夢想している、そして彼女の小さな頭は傾く。

低木と澄んだ空気は生き生きした泉を作る、
それは、日差しのなかに掛かり、花々を失うことで
働かない女のうっとりさせる庭を潤している。

ある幹は、そこで放浪の風が休んでいるが、
傾けてむなしい挨拶、星のような恩恵のだが、
古びた糸車に、すばらしいそのバラを捧げて。

だが眠る女はひとりで羊毛を紡いでいる。
不思議なことに弱々しいその影は自ら編んでいる、
それらの長い眠る指々で、紡がれて。

その夢は巻き取られる、天使のような
怠惰とともに、そして絶えず、愚直で優しいスピンドルで、
その髪は波うっている、愛撫のままに . . .

たくさんの花々の後ろに、青空は隠れている、
糸を紡ぐ女、葉叢のなかの、そして取り囲まれた光のなかの。
緑のすべての空は死にかけている。その最後の木は燃えている。

君の妹は、大きなバラ、そこで聖女は微笑んでいるが、
無垢の吐息の風のなかで、あいまいな君の額を香りで包んでいる、
そして君は衰弱していると信じている . . . 君は絶え絶えだ

ガラス窓の青のところで、 そこで君は羊毛を紡いでいた。



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